高麗人参で稀に頭痛…。これは副作用?!

高麗人参の摂取で稀に起こる頭痛は副作用?!「高麗人参を摂取すると頭痛が起こる…」そんな症状が稀に出ることもあるようです。「副作用ではないのか?」と心配される方もいるとは思いますが、それは副作用ではなく”好転反応”です(※詳しくは最後の方でご説明します)。

その痛みは“生まれて初めてカイロプラクティックを施術された痛み”に似ていると言われていますが、痛みが起こるのは長年のダメージを蓄積した身体は歪みだらけであることが関係します。大きくズレた骨の数々を治すのですからはじめは痛みも感じますが、治療回数を重ねていく中で身体は正常化していき、痛みはほとんど感じなくなるわけです。
仮に高麗人参が上記のような危険性の高いものならば、時の権力者や王侯貴族、戦国武将から世界的なスターまで、長き歴史に渡って愛飲されていないでしょう。

それではここより、高麗人参を摂取した際に、稀に症状として表れる”微熱を伴う頭痛”と”偏頭痛”、この2つのケースについて解説していきます。

高麗人参で微熱を伴う頭痛が起こる理由

微熱を伴う頭痛の症状は風邪に似ていますので、高麗人参を摂取してこうした症状が出た場合には「何か身体に悪いことが起きているんじゃないかしら」と不安に思われる方も多いかもしれません。

しかし、そういった方には”風邪で熱が出るのは免疫力を高める自然治癒の働きであって、悪いどころかむしろ正常かつ必要な反応である”という事をご理解頂きたいと思います。
※風邪について詳しく知りたい方、頭痛の症状と比較しておきたい方は『風邪を治すのは、西洋医学か漢方医学か』をご覧ください。

熱が出ると身体がブルブル震えますが、これは”全身の筋肉を緊張させて熱を発している”からなのですね。なぜ熱を発するのかと言えば、”病原菌や悪いウイルスと戦う細胞を活性化する”ため。このような緊張状態は血管を収縮させますから、同時に頭痛(緊張型頭痛)を伴うことも多いのです。高麗人参の摂取を行うと含有成分サポニンの効果により、自律神経が調整・正常化され、免疫力を亢進させるため”擬似的に風邪に似た症状があらわれる”、これが真相なのです。
では、その自律神経を正常にしてくれるサポニンとは何か、特徴や働きについて詳しくご紹介しましょう。詳細は『植物の栄養成分、サポニン』をご覧ください。

高麗人参の摂取によって微熱と頭痛が出た方は、それだけ自律神経が乱れ、免疫力が低下していた証拠なんです(自律神経に働く高麗人参の効果については『高麗人参で症状軽減!』をご覧ください)。しかし1度正常に調整されてしまえば、病原菌やウイルスに強い身体に生まれ変わっているといっても過言ではありません。

高麗人参で偏頭痛が起こる理由

高麗人参の効果で分かる慢性的な頭痛とセロトニンの関係慢性的な偏頭痛を抱える方は特に女性に多いようです。近年ではデスクワークによるストレスや緊張状態の持続が原因で偏頭痛も増えているといいます。ではなぜ、高麗人参の服用で偏頭痛が起こるのでしょうか。

その前に、まずは偏頭痛が起こるプロセスを簡単にご説明しましょう。偏頭痛は”収縮した脳の血管に血液が送られる”ことで痛みを感じます。多くの場合、”ドクドク…”という音が偏頭痛に伴って聞こえますが、実はこれ”血液が流れて動脈が拍動している音”なんです。狭くなった血管に無理矢理血液を流し込んでいるのですから、痛いのは当然ですよね。

ちなみに脳血管の収縮には”セロトニン”(※)という神経伝達物質が関与しています。しかし、高麗人参に含まれるサポニンには”血管を拡張させる”働きもあるので、本来なら”頭痛を引き起こすどころかその緩和も期待できる”はずですが、摂取から血管の拡張までに一定の時間がかかるのは当然です。もしも、血管拡張作用よりも先に血流改善効果が早く出てしまった場合には”狭かった血管に多くの血液が流れ込む”ことになり、結果として、一時的に偏頭痛の症状が出てしまうのです。
※セロトニンは脳内で働く神経伝達物質の1つです。感情や気分のコントロール、精神の安定に深く関わっていて、セロトニンが不足すると脳の機能の低下、心のバランスを保つことが難しくなります。セロトニン不足はストレス障害やうつ、睡眠障害などの原因にも。

高麗人参の摂取によって偏頭痛の症状が出る方は、普段”脳血管が収縮してばかりいる”可能性もありますね。今自覚症状がなくても、将来”慢性頭痛や脳梗塞になってしまう”危険性があるため、むしろ積極的に高麗人参を摂取し、脳血管を適度に拡張しておくことで”偏頭痛や脳梗塞の予防”に期待が持てるとことでしょう!

高麗人参は自然由来の”頭痛予防薬”

高麗人参の好転反応は頭痛だけじゃない!下痢や動悸も高麗人参の摂取によって頭痛の症状が出てしまった時、「頭痛には全然効果が無いな」と服用を諦めてしまうケースがあるのは非常に残念です。なぜなら、長期的な服用はむしろ”頭痛を軽減させ緩和させる”ことも期待できるから。

例えば上記のケース以外だと、更年期障害による頭痛にも高麗人参は効果的だと考えられます。更年期障害の女性の場合、ホルモンバランスの乱れが原因で、ただでさえ頭痛がしているのに、不安定な精神状態でイライラすることで”緊張型頭痛”も加わり、手が付けられないほど頭痛を悪化させてしまうこともあるからです。

しかし、高麗人参にだけ含まれる有効成分”ジンセノサイド”の働きにより、自律神経とホルモンバランスを安定化させます。血流を良くすることで全身の緊張もほぐしてリラックス、副交感神経が優位となり”緊張型頭痛”も緩和してくれるはずです。ジンセノサイドは高麗人参にだけ含まれる成分なので、他のサポニン群よりさらに高い健康促進効果が期待されているんです。ジンセノサイドの効果についてもっと詳しく知りたい方は『ジンセノサイドの効能・効果とは?』を、更年期障害の原因と症状、それを緩和する働きについて詳しく知りたい方は『おすすめは高麗人参!更年期障害を緩和するメカニズム』をご覧ください。

高麗人参は自然由来の生薬ですから、ある意味で”世界一安全な頭痛薬”と言えますね。それは、西洋医学(現代医学)のように対症療法的ではなく”根っこから治して病気を改善・予防”するという根本療法的な”頭痛予防薬”なのです!

高麗人参で稀に起こる頭痛は副作用ではなく好転反応

ここまで高麗人参の摂取で稀に起こる2つの頭痛についてご説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。症状の原因が分かれば、高麗人参が原因で起こった症状(副作用)ではなく、主に摂取する前の体の状態が大きく影響していたことが分かります。この反応を東洋医学では”好転反応”と言います。

身体が弱っている時に栄養分や薬を投入すると、悪い状態から良い状態(健康)に戻そうとしますよね。身体の状態が弱っているほど強く反応しますので「もしかしたら副作用なのかも…」と感じてしまう。特に初めて摂取した方、高麗人参に対して基礎知識が少ない方は驚くと思います。当事者の気持ちになれば当然ですよね。ちなみに、上記のような症状は1~3週間ほどで治りますので、どうぞ安心してください。

また、高麗人参は世界保健機構(WHO)やヨーロッパ薬局方(EP)、米国FDAから、副作用のない健康食品であるという認証を受けました。さらに韓国のある研究によると、高麗人参の副作用が発生するには、1回当たり数キロを飲み続けなければならないという研究結果があり、現実的に摂取できる量から考えると副作用は起きにくいことが分かりますよね。

なお、今回の頭痛以外にも、下痢や動悸などが稀に起こる場合もありますので、詳しく知りたい方は『高麗人参に副作用はあるのか、ないのか?』をご覧ください。もちろん、下痢や動悸も副作用ではありません。

【高麗人参で頭痛を軽減】長期的に摂るなら紅参がおすすめ

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