高麗人参のせいで下痢になった!?

高麗人参の摂取をはじめると稀に下痢をしてしまう方々がいるようです。しかしいずれも不快感や腹痛を伴わない下痢で、長くても1ヶ月程度経てば症状はぴたっと治まります。そうは言っても不安はなかなか解消されないでしょうから、高麗人参の摂取でなぜ下痢症状が出ることがあるのか、そのメカニズムをご紹介いたしましょう。

高麗人参の下痢症状は“好転反応”

東洋医学では生薬や漢方の摂取に伴って一時的に“副作用のような症状”が出ることを“好転反応”と呼んでおり、むしろ歓迎します。“薬効が順調に効いており身体が正常化しているサイン”と見做すためです。以下、表に下痢の種類と原因をまとめましたので、まずはこちらをご覧下さい。

《下痢の種類と原因》

分泌性 食あたりや食物アレルギーなどが原因で“腸粘膜が荒れる”
浸透圧性 薬などが原因で“腸管に多くの水分が取り込まれ”軟便となる
運動亢進性 ストレス、冷え、食べ過ぎ、もしくは内蔵機能向上など様々な原因による“腸運動の活発化”

高麗人参の摂取による下痢症状は主に3つめの“運動亢進性下痢”だと考えられます。含有されている有効成分サポニンが確実に体内へと届き、自律神経や内蔵機能を活発化させている証拠です。このときに身体は“食物を吸収するエネルギー”を“身体の回復”へ使用しているため、摂取した食べ物はあまり消化吸収されず、結果として下痢や軟便になってしまうのですね。あるいは、長年の腸にこびりついていた老廃物や宿便が、下痢・軟便の形で出ている場合もあります。

高麗人参を摂りはじめて急に下痢になった方などは“このまま飲み続けて大丈夫かな?”などと不安を感じることでしょうが、心配はご無用なのです。

高麗人参はお腹の調子を整える!便秘解消にも効果的!?

ここまで、高麗人参を摂取すると内臓の働きが活発化し、一時的に運動亢進性下痢を起こすケースがある…と解説しました。停滞していた腸の蠕動運動が正常化することによる好転反応というわけです。

しかし、停滞した蠕動運動が活発になるということは、便秘の人はむしろ改善が期待できるのではないか。そう考える方もいらっしゃることでしょう。まさにそのとおりで、実際、高麗人参は便秘解消に効果的な食品の1つとして知られています。

まず、高麗人参には自律神経系の働きを整える効果があります。自律神経は腸の消化吸収、蠕動運動を司っているのです。高麗人参の力で自律神経の機能が正常化すれば、当然、蠕動運動もスムーズになります。

さらに高麗人参には腸内の乳酸菌を増加させる効果もあるのです。善玉菌の増加により、腸内環境が正常化する…。要するに、ヨーグルトなどの食品と同じような効果が得られるわけです。

腸の運動を亢進させる働きに加え、自律神経の正常化&善玉菌の増加が見込めますから、便秘の改善効果があることは間違いありません。頑固な便秘に悩んでいるのであれば、ぜひ、高麗人参の摂取で腸の蠕動運動をサポートしてみてはいかがでしょうか?

「紅参」について詳しく!

漢方と高麗人参のW効果でお腹からキレイになる!

女性を中心に便秘で悩んでいる方は多いようです。しかし、これだけ悩んでいる方が多いというのに、便秘を治す特効薬はいまだに知られていません。無論、下剤か何かで強引に排泄することは可能でしょうが、それは根本解決にはほど遠い手法でしょう。便秘が起こる体質そのものを改善したことにはならないからです。

便秘で悩む人は多いのに、なぜ、特効薬がないのでしょうか?実のところ、西洋医学は急性疾患に強い一方、便秘などの体質的な慢性疾患に対して有効な治療法を提示できないことも多いのです。こういった慢性的な悩みであれば、むしろ漢方医学が効果を発揮する傾向にあります。

実際、便秘に対しては加味逍遥散(カミショウヨウサン)、桂枝加芍薬大黄湯(ケイシカシャクヤクダイオウトウ)といった漢方薬が効果的です。長年、便秘に悩んでいるのなら、こういった漢方薬と高麗人参を組み合わせ、東洋医学的アプローチで改善を図ってみるのも良いのではないでしょうか?

近年、東洋医学の価値が見直されてきており、西洋医学と東洋医学の利点を合わせた統合医療の研究もはじまっています。今まで、西洋医学のアプローチで解決しなかった悩みに対しては、積極的に漢方薬を利用してみるのも有力な選択肢と言えるでしょう。

信頼できる品質の高麗人参だけを摂取しましょう!

正官庄下痢症状が“好転反応”であればいいのですが“摂取した高麗人参の品質が悪かったために副作用が出た”などということは何としても避けるべき。

例えば、韓国政府公認の“(株)韓国人蔘公社”が栽培する高麗人参は、徹底した管理の下で国際基準の農薬・有害金属などのチェックを行い、契約農家のみが作ることを許可されています。

しかし他の一部業者などは甘い品質管理の下、高麗人参と呼ぶことが憚られるような粗悪品を流通させていることもあるようです。悲しい現実ですがこれは昔からあったこと。日本ではかつて高麗人参は高値の華であり庶民の手が届くものではありませんでした。それを揶揄して“人参買って首をくくる”などと言った言葉も生まれたほど。

そんな中安値で高麗人参の偽物や粗悪品が出回ったこともあったようです。身体に入るものですから、品質の良さは絶対条件。是非とも信頼できる“本物の高麗人参”を選びたいところですね!

韓国人蔘公社による“正官庄”の紅参について詳しく!