2014/07/28 (更新日:2014/08/20)

目の疲れやめまいを改善する漢方は明朗飲加菊花

めまいやふらつきに!明朗飲加菊花の健康効果

明朗飲加菊花(メイロウインカキクカ)は中国で古来から飲用されている漢方薬の1種です。明朗飲加菊花は、めまいやふらつきといった症状の改善のほか、眼精疲労や眼の痛み、眼の充血などにも効果があります。

この漢方薬は数多くの生薬を調合して作られるのが特徴となっており、茯苓(ブクリョウ)、桂皮(ケイヒ)、蒼朮(ソウジュツ)または白朮(ビャクジュツ)、甘草(カンゾウ)、車前子(シャゼンシ)、細辛(サイシン)、黄連(オウレン)、菊花(キクカ)の全8種類の生薬が原料として用いられています。

これらのうち最も多く配合されている生薬が茯苓で、その割合は全体の25%ほどとなっています。この生薬はサルノコシカケ科に属する松塊(マツホド)と呼ばれるキノコを原料としており、成長した菌核の部分を乾燥させ、表面を取り除いたものが生薬として用いられています。

この生薬は、パキマンやエルゴステロールといった物質が主成分となっており、免疫賦活作用をはじめ、様々な健康効果があることから、明朗飲加菊花だけでなく様々な漢方薬の原料として用いられています。

明朗飲加菊花の基本的な構成は、茯苓6g、桂皮4g、蒼朮または白朮3g、甘草2g、車前子2g、細辛2g、黄連2g、菊花2gとなっており、漢方薬として用いる場合には、これらを調合したものを煎じて飲用します。

この漢方薬は、主に中国で生産されており、日本国内では専門店などで購入することができるほか、中医学を取り入れている医療機関でも処方されています。なお、明朗飲加菊花を飲用する際の注意点としては、配合されている生薬によって引き起こされる副作用があります。

多く配合されている茯苓には、便秘を引き起こす副作用が確認されており、この効果は下痢や腹痛といった症状の人には症状を改善する効果があるものの、正常な便通の人には悪い影響を及ぼす可能性があるため、飲用してみて体質に合わないと感じた場合には、速やかに飲用を止めるようにします。