2014/09/22 (更新日:2014/08/18)

漢方で代謝をアップさせる麻黄湯の発汗作用とは

ひき始めの風邪に!麻黄湯の薬理作用について

麻黄湯は、発汗作用があり発熱や腫れや痛みを発散して改善します。ひき始めの風邪のような十分な体力がある人に適応します。風邪のひき始めのゾクゾクする悪寒や、節々の痛みと発熱、頭痛などが伴う症状の時に用いることが多い漢方薬になります。

麻黄湯は、このような症状を伴うインフルエンザにも有効になります。鼻づまりや気管支喘息、リウマチなどの病気にも適応します。麻黄湯は、マオウ、ケイヒ、キョウニン、カンゾウの4種類の生薬から構成されている漢方になります。

マオウやケイヒは発汗作用がある生薬で、病因を排除する働きを持っています。マオウにはエフェドリン類が含まれているので、気管支の拡張作用があり、ゼイゼイする喘鳴や咳などを抑える効果があります。

キョウニンは咳を鎮める作用や痰を排出させる作用があります。カンゾウは緩和作用がある生薬になります。また、麻黄湯は免疫系に対する調整作用もあり、症状の軽減と治癒を望むことができます。

麻黄湯は、身体が弱っている人や発汗の多い人、胃腸の弱い人などには不向きな漢方になるので注意が必要です。心臓や血管に負担がかかるエフェドリン類が含まれているので、高血圧症や心臓病、脳卒中の既往歴がある人には慎重投与をする必要があります。

薬の飲み合わせにおける注意点としては、エフェドリンやテオフィリンなどの製剤との併用は、慎重に行う必要があります。

強い副作用はない漢方ですが、発疹や発赤などの皮膚症状や吐き気、食欲不振、胃部不快感などの消化器の症状、発汗過多や全身脱力感などの症状が生じる場合があるので、医師の指示を仰いで下さい。

1ヶ月ぐらい服用して改善されない場合は服用を中止して、医師の診察を受けて下さい。使い方は成人1日に7.5gを2回~3回にわけて服用し、水または白湯で食前か食間に服用します。