2014/09/10 (更新日:2014/08/19)

内側の痛みに効く漢方は麻杏よく甘湯がオススメ

関節痛、筋肉痛、神経痛に!麻杏よく甘湯の薬理作用について

麻杏よく甘湯は、発汗作用があり解熱鎮痛効果や抗炎症作用などがある漢方薬になります。主に関節痛や筋肉痛、神経痛などの治療によく使われます。他には白癬、いぼ、肌荒れなどの皮膚疾患に用いられることがあります。

麻杏よく甘湯は、病気の症状が初期の場合で体力が十分ある人に適している漢方になります。麻杏よく甘湯は、マオウ、キョウニン、ヨクイニン、カンゾウの4種類の生薬からできている漢方薬です。

マオウはエフェドリンやフラボロイド、タンニン、サポニンなどの成分が入っていて、気管支の拡張作用や抗炎症作用、発汗作用などの効果があります。キョウニンは、解熱作用があります。

ヨクイニンは身体の中の無駄な水分を排出させて、痛みを和らげる働きがある生薬になり、いぼを取り皮膚をキレイにする効果もあります。カンゾウは緩和作用や活性酸素を除去する効果、免疫力を高める効果があります。顆粒剤で淡灰褐色の漢方になります。

麻杏よく甘湯は、病後の虚弱期や著しく体力が衰えている人は、副作用が現れやすく、その症状が増強される恐れがあり注意が必要です。胃腸が弱い人は、食欲不振や胃部不快感、下痢などを起こす恐れがある漢方になります。

発汗傾向にある人は、発汗過多や脱力感などが現れることがあり注意が必要です。また、麻杏よく甘湯にはカンゾウが含まれているので、高カリウム値や血圧値などに十分注意する必要があります。

マオウ含有製剤やエフェドリン類含有製剤、モノアミン酸化酵素阻害剤、甲状腺製剤などとの併用は注意する必要があります。麻杏よく甘湯の使い方は、通常成人の場合1日7.5gを2回~3回に分けて食前または食間に水か白湯で服用します。