高麗人参には色々な食べ方が!

高麗人参の学名には“パナックス”つまりギリシア語で“万能の薬”の名が冠されています。実際にその高い健康効果は古来より知られ、世界中で珍重されてきました。その過程で乱獲が進んでしまいまして、今では自生している高麗人参はほとんどなく、大体が人工的に栽培されたものです。

さて、日本には奈良時代のころに初めて輸入されたとも言われます。その時に“漢方の薬”として広まってしまったこと、さらに庶民には手の届かない“超高級品”だったことで、未だに料理にも用いられるという発想が乏しいようです。ですが韓国では、積極的に料理に取り入れられ親しまれています。

独特な匂いや苦みが料理では扱いにくいのでは?と思いきや、案外レシピのレパートリーは広いのです。

高麗人参を使った代表的な料理

高麗人参を使った料理の定番:参鶏湯高麗人参を使った代表料理と言えば、なんと言ってもまずは“サムゲタン”。昨今の韓流ブームなどのおかげで一気に知名度が上がった料理ですね。

これは鳥の中に、高麗人参をはじめ、ナツメやお米、クルミやニンニクなどを入れて煮込んだスープ料理。韓国の人は夏ばて解消などによく食べる、いわば韓国の“ソウルフード”です。

また、もう1つ有名な食し方と言えば“高麗人参酒”でしょう。これは梅酒を作るのと同じ感覚で、ホワイトリカーと高麗人参さえあれば作ることができます。3年も漬ければ味がまろやかになり、高麗人参から溶け出した有効成分も存分に摂ることが可能。“そんなに待てないよ!”という方は、生人参を1〜2ヶ月漬けただけでもOKです。乾燥人参の場合は成分が溶け出すのに半年くらいは見たいところですね。

このほか、高麗人参の天ぷらや、砂糖で煮詰め蜂蜜を加えたお菓子などもあります。高麗人参は食材としても、非常に親しまれているのです。

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高麗人参を使ったオススメレシピ!

それでは最後に高麗人参を使ったオススメの健康レシピをご紹介したいと思います。癖が強く食用には向かないと思われがちな高麗人参ですが、調理法次第では、けっこう美味しく食べられるものですよ♪

《材料》

・カレイ(1尾)
・粉ゼラチン
・本みりん
・醤油
・日本酒
・蜂蜜
・生姜
・高麗人参(20g程度、生の高麗人参がなければ粉末、エキスも可)
・豆腐
・ゆずの皮

《作り方》

1▶ まずは醤油、みりん、日本酒、蜂蜜をすべて1:1:1:1の割合で入れたベースにすり下ろした高麗人参を加えたものを鍋に入れ、そこでカレイと細かく刻んだ生姜を煮付けます。なるだけ水分を蒸発させないよう、弱火でフタをして炊きあげるようにしてください。あまり水分が飛ぶようなら、若干、水を加えても構いません。その場合は、全ての調味料を適宜増量するなどして味を調えてください。
2▶ 煮付けたカレイを細かくスライスし、だし汁にゼラチンを加えて、中にカレイの身をバランス良く配置します。出来たら、冷蔵庫で冷やし、固めてください。このとき、だし汁を少量、鍋に残しておいてください、後で使います。上手くやればカレイのゼラチン質だけで煮こごりになるのですが、カレイの質、煮る時の加減によって成否が決まってしまうので、ゼラチンを使ってしまってOK。
3▶ 煮こごりが固まったら、さいの目に切っておきましょう。そして、先ほど残しておいただし汁の中で、やはりさいの目に切った豆腐を煮込みます。
4▶ 出来たら、適度に冷まし、正方形になっている煮こごりと豆腐をバランス良く皿に配置。上からすり下ろした生姜をまぶして、豆腐に使った煮汁をかければできあがり。

《ひとことポイント》

高麗人参のサポニンであるジンセノサイド、豆腐に含まれる大豆サポニンを同時に摂取できるアンチエイジング食です!しかも豆腐には大豆由来のイソフラボンも含まれているので、美容効果は抜群。最初のうち、少し高麗人参のクセが気になるかもしれませんが、生姜がある程度、クセを消してくれるので、すぐに慣れると思います♪

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